大田区にあるRC造賃貸マンションのスケルトンリフォーム。傾斜屋根を頂くマンションの最上階であったため、リビング・ダイニングは傾斜天井、子供室はロフト、廊下+トイレ部分に屋根裏収納と、高さ方向をフルに生かしたリフォームとなりました。家族人数と床面積のバランス上、ゆとりのある部分が生まれ、コージーコーナーと呼ぶことにした陽だまりの空間や、大型のシュークローク等用意することができました。

開放的につくる一方で、東京地域の断熱等級4(最高等級)となる断熱性能を持たせています。また、スラブ厚が130ミリと遮音上充分とはいえなかったため、乾式2重床の上に遮音用石こうボードをフローリングの下に捨張り。ギターを弾く書斎の床は石こうボードを捨張りの上に吸音用にカーペットをいれ、乾式2重床の下にグラスウールも敷き込んでいます。書斎は、床・壁・天井すべてをグラスウールで包み込んでいる状態にしました。さらにロフト部分は支える柱が階下への衝撃音を低減するために遮音ゴムを柱の下に敷くことにしました。

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