この建物は、きれいなロの字型。構造上有利に働くので、構造ソフトで何度も入力を繰り返して、経済的&種類の少ない配筋要領を求めました。
結果、立ち上がり筋はフック無しを実現し、壁厚を130mmで充分にかぶり厚を確保。

人通口も機能上必要な位置に構造上もっとも負担のかからない位置に。地中梁は断熱材の厚さ分のみとすることができました。敷地に余裕があったことから、通常より10センチ高いFL設定をしたので、その分、基礎立上りの寸法がかせげたというのも大きいです。かくして、複雑な根伐を回避することが出来ました。

さや管スリーブも完璧。コンクリート下の断熱材は斜め部分をつくると途端に難しいのですが、実にきれいに敷いてくれました。
お手本のような出来栄えです!感謝、感謝です!