2015-02-05

一昨日、スウェーデン式サウンディング試験(通称:SS試験)という地質調査に立ち会ってきました。
昔からお付き合いのある地盤業者さんで、色々相談に乗ってくれますし、フットワークが軽いので、本当に助かっています。
建物の四隅と中央の計5ヶ所を試験。どのポイントも2mを超えたところで規定の50半回転で貫入しない地層に当たり、1ヶ所15分ちょっと終了。午前中で終わらせることができました。

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その日のうちに速報データが届き、私のほうはデータと基礎形状をにらめっこです。

今回、敷地全体で見ると50センチ程度の高低差があります。そのくらいの差があると深基礎になりがちですが、ローコストに抑えるのが最大のテーマだったので、土の搬出量を極力少なくすること念頭に、必要以上に大きくしない基礎設計をしてきました。

具体的には、高低差なりに基礎の大きさ3種類を使い分けています。
根伐り底のレベルが3種類できているわけですが、それらが全て支持層に載っていなければなりません。
上の写真はその基礎形状と支持層のレベルを確認しているところです。
(白崎泰弘)