吹抜に面してブリッジが架かっているリビング
5人家族の広々LDK。
部屋の真ん中が暗くならないように、吹抜けを設けて、そこから光を落とすことを考えました。
5人家族の広々LDK。
部屋の真ん中が暗くならないように、吹抜けを設けて、そこから光を落とすことを考えました。
築100年は経とうかという旧家の改装。アイストップとなる場所に彫り物欄間を移しました。木の架構をそのままに、洋風フローリングを張り、洋家具をおいたら「大正モダン」の香りが漂ってきました。
このリビングでは、天井まで4.6mある空間に対し高さ3mのL字型の木調衝立(ついたて)を設け、手前にソファ、その奥に階段を隠して落ち着かせるとともに、天井の高さにスケール感を与えています。
「床面→座卓→カウンター→ダイニングテーブル→奥の小窓」 というように、高さが段階的に変化していく景色は、実際以上に奥行を感じさせてくれます。
半内部化した玄関ポーチ。多目的に使えるベンチをガラスの内外に連続することで、のびやかな玄関廻りとなっています。
内へ入っていく動作の中で、視線が外部へ向かうと開放感が得られます。。ここでは、門扉から玄関越しに外の坪庭までを見通せる窓をつくりました。
リビング階段を上った突き当たりにガラス張りのピアノコーナー。ガラスの向こうに見えるのは昔からあるモミジの大樹。
エアコンや床暖房によって遠い存在になりつつある炎ですが、生の炎は人間のDNAに語りかけてくるような気がします。
炎があるとそれだけで癒される。。これもまた、ホビースペースといっていいと思います。
設計相談・作品集請求・見学会の予約はこちらから